経験者が語る新卒プロジェクト

私たちが2Pro、VTOPで何を学び、何を得たか。
2ProからVTOPへの変化、そして今後の活動について、プロジェクト参加者の視点から語り合います。

参加者プロフィール

  • 勝部 杏里沙

    4期生 2012年度新卒

    リーガルテックオペレーション部ディスカバリグループ、行動情報科学研究所を経て、コーポレートマーケティング部に所属。

    目標は「FRONTEOと共に世界一に登りつめる」こと。
    2012年度2Proの4期生のリーダーを務め、VTOP下期制作物では6期生と共に事業案を作成した。

  • 高松 理沙

    4期生 2012年度新卒

    クライアントテクノロジー部 高度情報解析課に所属。

    4期生ではサブリーダーを務め、主にタスク管理を担当していた。座右の銘は”If you are interested, you never have to look for new interests. They come to you. When you are genuinely interested in one thing, it will always lead to something else.”

  • 箱田 弘美

    5期生 2013年度新卒

    リーガルテックオペレーション部ディスカバリグループ、コーポレートマーケティング部を経て、リスクコンサルティング部に所属。

    コーポレートマーケティング部在籍時に、前年度の採用HPに掲載した2Proページの制作に注力した。座右の銘は「継続は力なり」。

  • 高尾 祥平

    5期生 2013年度新卒

    リーガルテックオペレーション部ディスカバリグループに所属。

    2013年度2Pro活動では、社史制作のリーダーを務めた。「発想は常にポジティブに」をモットーに、「クロスボーダーな人間」になることを目標としている。

  • 植木 充

    6期生 2014年度新卒

    行動情報科学研究所に所属。開発職を経て、研究開発職に従事。

    「FRONTEOの歴史に名を残す研究開発の成果物を出す」ことを目標にして、日夜研究開発に取り組む。VTOPの下期制作物では、先輩社員と見事に最優秀賞を受賞した。

  • 斎藤 匠

    6期生 2014年度新卒

    リーガルテックオペレーション部ディスカバリグループを経て、社長室に所属。

    座右の銘は「どうせやるなら世界一」。
    2014年度VTOPのリーダーを務め、個性の強い6期生メンバーに的確な指示を出す

社長プロジェクトを経験して

斎藤 私はこのプロジェクトを一年経験して、「大変だった」という実感がありますね。

植木 私も「大変だった」のひと言です。ですが、執行役員の方へのヒアリングや他部署の先輩社員の方と共同して制作物を作った経験は、自身の成長につながったのではないかと思いますね。4期生の方はどうでしたか?

勝部 私たちの時の2Pro(VTOPの前身となる社長直轄新卒プロジェクト)は今よりも「こういうもので、こういう手順でやっていこう」という確立した体制がありませんでした。そのため、「どのようにしたら、プロジェクトをより効率的に動かすことができて、より良いものを作ることができるか」かなり試行錯誤しながら進めた覚えがあります。

高松 それに、私たちの時はサポートしてくれる先輩社員の人数が少なく、経験談を聞く機会が今より少なかったです。また通常業務の都合で、なかなかプロジェクトを進める時間が取れないこともあり、社長や先輩方だけでなく、社員の方々からも通常業務と2Proの両立に関して指摘を受けることも多くありました。

斎藤 それに比べて、5期生の時はどうでしたか?

高尾 4期生のやったことが前例としてあるので、比較的スムーズに進められたと思います。4期生と違ったのは、同期の人数が多かったことと、年齢が皆近かったので、気を遣わずに意見を出し合えたことですね。また、5期生のリーダーはマネジメントすることが上手だったので、それぞれの得意分野を早期に理解し、役割を分担できたことも大きかったと思います。

箱田 そうですね。私たちの代はリーダーが少し年上だったということもあり、様々な経験があるという意味で、飛びぬけた存在でした。そういうこともあり、会議をしていても、決まらないということはあまりなかったです。

植木 6期生は逆に、その前例があったので「二番煎じにならないように」と考えていました。そのため、事業計画などの制作物で「変化を見せること」を常に意識していました。

プロジェクトにおいて印象に残っていること

斎藤 6期生だと印象に残っているのは?

植木 上期制作物の『FRONTEO Linkage(※1)』です。私はもともと『FRONTEO 技術史(※2)』の制作に携わっていたのですが、途中から「技術的な観点で内容を精査してほしい」と資料の精査役として駆り出されました。その頃は6期生も部署の異動などで全員ばらばらになってしまい、情報共有が円滑に進まず、Linkageの内容を理解するのに時間がかかりましたね。
(※1)FRONTEO Linkage:FRONTEOのディスカバリ、フォレンジック分野の競合会社を分析した競合調査書。
(※2)FRONTEO 技術史:FRONTEOの創業初期から現在に至るまでの、独自技術の歴史をまとめた制作物。

斎藤 それもありますし、何もない状態から競合の情報を集めて分析するのは、なかなか難しかったですね。ただ、私たちの代では日本の本社のみで公開したので、英訳作業はなく、そういう大変さはありませんでした。なので、4期生が制作した「英語で書かれた広報資料」は「すごい」と思いました。制作は大変じゃなかったですか。

勝部 私ともう一人の4期生で作りましたが、結構大変でした。翻訳には時間がかかりました。

高尾 あれはなぜ全部英語にしたのですか?

高松 海外拠点の社員の方から「FRONTEOの歴史を知りたい」という要望があったんですよね。私たちが社史を制作した時にすでに要望があったので、英語版で作成しました。

斎藤 反響はあったのですか?

勝部 実際に海外拠点の社員の方から「Great!(素晴らしいね!)よく分かるよ」と言っていただきました。本社で働く社員の方と違って、FRONTEOの歴史や社長の考えに触れる機会が少ない海外拠点の方々に、理解していただき、誉めてもらえたのは嬉しかったです。

斎藤 5期生はどうですか?『物語風社史(※)』では、2カ月かけて練った構想がダメ出しされ、企画が最初からやり直しになった」と聞いたのですが。
(※)物語風社史:後に『営業戦略書』となる原案。架空の主人公がFRONTEOの成長を体験、またその過程における自らの成長を物語風に綴ったもの。一社員として会社が成長する際に、直面した多くの困難や試練を乗り越えながらFRONTEO・DNAを学んでいくという内容。

高尾 社長からのフィードバックを上手く反映できなかったから、ダメになったんですよね。実際に、社長に『物語風社史』を提出した際に「内容にフィクションが多すぎる。嘘を書いても仕方がない」となって、最初からやり直すことになりました。社長と5期生でミーティングをして、「案件をベースにした制作物を作っていこう」と決まりました。それで、営業戦略の背景を先輩社員たちに聞いて2カ月ぐらいかけて『営業戦略書』にまとめました。

斎藤 2カ月でできたっていうのと、実際の制作物が今の営業活動をしている社員や海外の拠点にいる人たちにも渡されているくらい、出来の良いものになったと聞いて、「すごい」と思いました。ダメ出しされて、やり直したことで良い出来になったということですよね。

高尾 私が企画を立案した立場で責任もあったため、間に合わせることに必死でした。最初に『物語風社史』で作っていた時に内容をもっと早い段階から確認しておけば良かったかなって思います。

斎藤 そうですよね。今仕事をしても感じますが「いつ報告するのか、誰に確認をするのか」というタイミングには気を遣います。未だに完璧にはできないですが、早くからプロジェクトを通じて経験できたことは良かったと思います。

各年の制作物を見て、どのような変化を感じたか

斎藤 4、5、6期生が皆制作している社史はFRONTEOの歴史を新卒入社の社員が調べて学ぶだけでなく、実際に中途入社の社員の方々からも「すごい参考になる」って言ってもらえているので、プロジェクトとして非常に意義があると感じています。特に昔はFRONTEOの歴史を知らない中途入社の社員が多かったので、社史を作ることは直接会社に貢献できているのではないかと思います。

勝部 単なる社史ではなく、社長や副社長が、どのような壁に直面して、それをどのように乗り越えてこられたのか、具体的なエピソードや社長の言葉が直接反映されている社史になっています。単に歴史だけでなく、今のFRONTEOがどのようにできたのかを、肌で感じることができる内容になっていると思います。

植木 ただ、同じ話の繰り返しになりかねないので、来年以降どうするのかが悩みどころです。

勝部 同じことを続けると、どんどんハードルが高くなって難しくなりますよね。

高松 ですが、年々質は向上している気がします。

斎藤 確かに、社長からの要望として年々リアリティを求められるようになっていますよね。『新規事業計画』の制作はその最たるものですね。『未来新聞』の進化系であり、もう一歩ビジネスに近いものだと思います。今後ますますそういう傾向が高まっていくと社長も仰っていました。

箱田 私は『未来新聞』を作成した際、リスクコンサルティング部を担当したのですが、『未来新聞』は社史と違って先輩社員と一緒に制作していったので、多様なアイデアが出ましたし、FRONTEOの未来を真剣に考えるきっかけになりました。でも、楽ではなかったですね。

高尾 『新規事業計画』と違って、「5年後に何をしていたいか」という過程ではなく、未来の姿のみを先輩社員と一緒に作ったんですよね。大変だったけど、楽しかったです。

斎藤 「先輩社員と一緒に行う」ということが、1つのコンセプトだと思っています。私は先輩社員とスケジュールを合わせるのが本当に大変でした。そういう意味で、勝部さんは新卒社員側からも先輩社員側からもプロジェクトと関わられていましたが、どうでしたか?

勝部 新卒社員のときは、先輩の意図を汲み取れるよう、また、いかに効率的にプロジェクトが進められるかについて考え、ただただ必死で活動していました。両方から関わってみて、「あの時の先輩からのアドバイスにはこんな意図があったんだな」「あの時はこんなふうに工夫して進めれば良かったな」と思い出しながら活動しました。

斎藤 新卒でやった時と、今先輩社員の立場としてやってみて、自身が成長したと感じますか?

勝部 自分の成長を実感できる場面もありました。今回、リーダーシップを取る立場として、改めて自分の足りないところに気付くことができました。また、プロジェクトの体制や制作物の質も向上していて、VTOP自体の成長も感じることができました。

FRONTEOの拡大成長について、どう感じているか

斎藤 社長が「FRONTEOは会社として拡大成長期」だと仰っていて、売上規模も大きくなるだろうし、新規事業も加速していると感じますが、それに対して皆さんはどう感じていますか?

高松 以前から社長が「こういうことをやっているけど、これがFRONTEOの向かう方向性なんだよね」というお話をされることが多かったです。やっぱり、その時期にやっていたことを振り返ると、「これで成長した」という分岐点が見えてきますよね。Employee Meeting(※)で「第二創業期から拡大成長期になる」と聞いてから2年ほど経過しましたが、それから既存ビジネスの拡大やいろいろな新規事業分野にも進出し、「今も一つの成長期だろうな」と感じています。
(※)Employee Meeting:月に1度開催されるFRONTEO本社在籍の全社員が参加するミーティング。ここでは経営陣から方針等の説明や、社員から活動報告が行われる。

斎藤 社長の傍にいることでより強く感じるということですね。

高松 成長の予兆は感じていたけど、こんなに成長するとは思っていませんでした。社長からみればまだまだ成長途上だとは思いますが、振り返ると「あの時のあれはこういうことだったのか」という驚きがいつもあります。

斎藤 リーガルテクノロジーから人工知能分野に進出すると打ち出したのが2013年後半でしたね。ホームページもリニューアルし、行動情報科学というコンセプトも掲げられましたよね。

箱田 私自身は、ホームページのリニューアルに関わっていたので、ディスカバリベンダーから情報解析企業に大きく変わるのを肌で感じましたね。また、実際今年になってホームページにヘルスケア分野なども追加され、ますます拡大成長につながっていくんだなと感じます。また、昨年のアメリカのeディスカバリ業界における老舗企業のTechLaw Solutions, Inc.(以下TLS)の買収からも拡大成長を感じますね。

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